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15.奥多摩 鷹ノ巣山〜富士山、防火帯、石尾根 [(番外編4)私の山歩き]

 以前、石尾根の下り道のことを書いたが、尾根の中程にあるのが鷹ノ巣山(たかのすやま、1737m)だ。この山へ日原から登るコースがある。雲取山に登るコースとしても利用されている。奥多摩駅からバスに乗り、川乗橋を過ぎて、日原鍾乳洞の手前の東日原で下りて、少し歩いた先の民家の間を抜けて、日原川の河原へ下りる。巳ノ戸橋を渡って、大きな岩がごろごろしている間を縫うようにして登り始める。

 やがて道は巳ノ戸沢を右岸に渡って稲村岩という巨岩に向かってジグザグに登る。この岩村岩までが歩き始めて1時間くらい。ここからさらに山頂までひたすら登るばかり。稲村岩尾根と呼ぶこのコースは相当きつい。歩くこと1時間半くらいでちょっとした平坦な場所につく。ヒルメシクイノタワという名前がついている。ここでちょうど昼飯どきになるということか。
 
 ここから30分くらいで山頂だ。山頂とはいえ、鷹ノ巣山は長い石尾根の真ん中あたりに盛り上がった突起である。右に向かえば七ツ石山から雲取山へさらに高度を上げる。こちらは1泊コースなので、われわれはここで昼食をとって、左へ下ることにする。鷹ノ巣山のすばらしいところはなんといっても、急坂を登ってきて山頂に出たときの遮るもののない広大な長めだ。富士山が真正面にそびえている。無風晴天の秋から冬が一番いい。

 私はコッヘルとガスコンロをいつも携帯して、前日に用意した食材で、独特のうどん鍋を作る。生うどん、豚肉、野菜・キノコ類をミソ仕立てやカレールーで煮る。担ぐのは難儀だが、作って食べるのは楽しみである。同行のメンバーもおいしいといって食べてくれる。何年か前の冬の日、妻と二人で鷹ノ巣山に登って、昼食にこのうどん鍋を作って、いざよそって食べようとしたとき、後ろ側に倒れ込むように体のバランスを崩した。そのとき、鍋をひっくりかえして、せっかくのごちそうをそこらにぶちまけてしまった。こういうことはたまにあるものである。山で料理したりするときは、よほどしっかり調理器具を安定させておかなければならない。この日は昼食抜きで下山することになった。とほほ、である。

 鷹ノ巣山の山頂から奥多摩駅方面に石尾根を下る道は、防火帯といって、山火事が延焼しないようにわざと、尾根付近の樹木を取り払ってある。だから、見晴らしもよく歩いていてとても気持ちがいい。春などはゼンマイがあちこちに生えていて、いっぱい収穫したこともある。鷹巣山など山頂をつなぐこの防火帯の道とは別に、山頂を通らない山腹の道が付いていて、疲れたときなどはこの巻き道を歩くと楽だ。

 ちなみに、雲取山から石尾根を下るとき、七ツ石山があって、七ツ石小屋というとても雰囲気のある(というかなんともいいようがないさみしげな)山小屋がある。いまもあるのかしらん? また鷹ノ巣山から下ると、六つ石山がある。こちらはコースから少し戻り気味に登るので、疲れているときはスルーしてしまいがちだが、ここがまたなんいもない、ただのピークだが、なんにもないだけ、静かでとても見晴らしがいい。

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