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16.奥多摩 大岳山〜シロヤシオ、森の中、わき水 [(番外編4)私の山歩き]

 大岳山(1266m)は、特徴のある山の形をしており、中央線の電車の中からなどすぐにわかる。山頂ばぷっくり盛り上がっており、まわりの山からその大きな頭を突き出している。いくつかのコースがあるが、一番なじみがあるのは青梅線御岳駅からバスで滝本までいき、ケーブルカーで御岳山まで登って、宿坊が並ぶ参道を歩いて、御嶽神社にお参りしてから登山道に入る(お参りしなくても手前から登山道に入れるが)。この両側に土産物屋が並ぶ参道がけっこうきついのである。

 歩いてすぐの左側に長尾平と呼ぶ広場みたいなスポットがある。さらにすぐ左側に下る道があって、ロックガーデンと呼ぶ沢沿いの谷間の道に出る。ここを歩いてもいいし、谷間の上の道を歩いてもいい。さらに右側の尾根道の方へ登れば、奥の院から鍋割山へ辿れる。この道は人があまり通らないのでとても静かだ。この三つの道がこの先の芥場峠で合流する。この辺から道は急になり、崖にそった道も続くようになる。やがて左手に大岳山荘の屋根が見えてくる。

 2人の子供たちが小さかった頃、奥多摩駅から鋸尾根を伝って、鋸山から大岳山に登り、この大岳山荘に家族4人で1泊したことがある。自炊だがけっこう人も多かった。今はどうだろうか?(どうも営業してないらしい)。 大岳山荘のすぐそばに大岳神社があり、ここから山頂まで、急な岩場の登りがある。ここが遠くから見える特徴的な出っ張りである。20分ほどで山頂に出る。晴れていれば西の空に富士山がくっきりと見えて、じつにきれいだ。また、山頂付近の森には初夏には優雅で気品のあるアカヤシオ、シロヤシオが咲いている。

 山頂から西側のほうへ下りれば鋸山方面への道だ。登ってきた道を下りて、大岳山荘から山頂を左回りにまいて、富士見台へと森の中を歩く。この道が気に入っていることは前にも述べた。とくに初夏や初秋の雨降りのときなどがとても好きだ。寒くなく風もない。ウツギやヤマブキ、ハギなどの花が咲いているとなおいい。

 富士見台からは鶴脚山、馬頭刈山と暗い森の中のきついアップダウンが続く。ふもとに近づくと高明神社と言うお宮さんがあるが、ここはしばらく火災で焼け跡が残っているだけだった。最後に行ったのはもう15年以上は前になるので、今は再建されているかもしれない。やがて、林道に出たら、左手に少し登ったところにわき水があり、ここでいつもタンクに水を詰め込んで帰ったものだ。これを冷やして飲めばじつにうまかった。コーヒーも焼酎も。さらにくだると軍道という集落に出る。ここで武蔵五日市行きのバスを待つことになる。

 このコースはかなり長くてきついが、昔からとても好きで1人で何度歩いただろうか。いつだったか、軍道のバス停でくたばって座っていたら、通りかかった車が武蔵五日市の駅まで乗せてくれたことがある。若い中学校の先生だった。「えっ、そんなに歩いてきたの?」って驚いていた。こういう親切はいつまでたっても忘れない。いい思い出である。
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