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【63】またやっちゃったメモ2 [ほいくえん送迎記]

 保育園送迎はしばらくはレミママに代わってもらう。1歳になったばかりの末っ子(娘)を抱いての送迎はさぞ大変だろうとは思うが、なに、同じようなママさんは保育園でもよく見かける。これは私のためでもあるのだが、息子は電動機付きの送迎用(子供2人を乗せられる)自転車も買った。これがすぐれものらしい。むしろ車のほうがよほどめんどくさいので、雨でも降らない限りはレミママはすっかり愛用するようになった。
 
 さて、手術は19日の9時過ぎに始まった。麻酔が効いてくればあとはもう数時間後に目覚めるまで、まったく生きていないのと同じである。15時頃と思うが、意識が戻ると主治医のU医師が「悪いところは全部取りましたよ」と一番に伝えてくれた。左の上の部分を取る予定が、上の部分の一部と下部分全部を切除したという。そうしたほうが安全だという判断には納得したし、私の体力から見て、これでも十分QOLは保てるという判断でもある。これで私の肺は左右会わせておおよそ半分になった勘定になる。もちろん、ほっておけばすぐに寿命はつきるだろうし、手術をしてもだいたい命の長さは想像できる。

 担当の麻酔医のT女医とはその後も親しくなって、毎日のように私の病室をのぞいてくれた。「しばらくはね、富士山の頂上を歩いているようなものよ。息苦しくてしょうがないと思う。でも体力が回復するとともに少しずつよくなっていくよ」と言ってくれたが、とんでもない。退院したら、無酸素でエベレスト頂上にアタックしているような苦しさを味わうことになった。入院中はいたれりつくせりで、あんまり負荷を感じないようだ。

 前回は背中の肩甲骨の下を切開したが、今回は脇腹である。こちらのほうが回復後の動きがスムーズになるという。脇腹を切開して内視鏡やメスを入れると腕は上げっぱなしにして固定しなければならない。これが術後、麻酔が切れると大変な痛み(肩関節痛)となってかえってきた。切開あとの痛みどころではない。医者は肩の痛みなど関心がないようだが、すべての痛みのもとは肩だけなのである。湿布薬をもらって貼って、ひたすら肩をなでまわす。五十肩の痛みと同じかそれ以上である。

 肩の痛みがようやく収まってきた頃は便秘がやってきた。麻酔や咳止めの薬は腸の動きも弱らせるので、どうしても便秘になる。酸化マグネシウムが処方されているが、効くものではない。5日も経って娘よりずっと若い看護士にかき出してもらおうとしたが、うまくいかない。最後は浣腸である。これがやっと効いた。「10分がまんするんですよ」とかわいい看護士さんに言われて、トイレに入ったままがまんした。この看護士さんとは退院するとき、感謝の念を込めてしっかりと握手した。いつも思うのだが看護士さんのような職業の人たちのプロ根性にはいつも感嘆させられる。

 手術をした翌日、男の看護士さんが身体の隅々まで清拭してくれた。「いやあ、感心するね。えらいね」と言ったら、「いや、誰かがしなければならないことですから」と言ったあと「でも、いやいややってるんじゃないですよ」と笑いながら答えてくれた。失礼なことを言ったな、とあとで反省してしまった。

 ろくでもない話ばかりで恐縮だが、入院中の困りごとのひとつは不眠である。私はふだん便秘にも縁がないが、不眠にも悩まされることはない。しかし、入院中は何不自由ない代わりに運動不足のうえに点滴やら薬ばかり飲んでいるからどうしても夜眠れなくなる。秋でもあるし、こういうときはなぜか夜がすぐ来るし、9時には消灯である。入眠剤を頼めばくれるが、30分しか持たない。そのあとはよけい目が覚める。夜が明けるのをまって、朝食を食べて、薬を飲む。売店まで行って新聞を買ってきて読む。鎮痛剤が効いたところで少し眠れる。

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