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【66】1年生の耐寒マラソン [ほいくえん送迎記]

 一年のうち、一番寒いのが今の時期でしょう。関東地方南部はそれでもほかの地方に比べればずいぶんと恵まれています。トップニュースになるような大騒ぎの積雪などは年に一度あるかないかです。北陸東北地方が大雪で難儀している時期は、カラカラ天気で、真っ青な空が広がっています。ただそれでも風は冷たく、凍えるような日々が続きます。

 たまに風のないぽかぽか陽気の日が挟まることがあります。こんな日は散歩をします。メジロやツグミがエサをあさって木々を飛び交ったり、地べたをスキップしています。外は風でも、陽の光はサッシ窓を通ってきて部屋を暖めます。昔は、縁側でひなたぼっこ、押しくらまんじゅう、そしてたき火。よくやりましたね。子どもは風の子、なんて言って。青ばな垂らして。障子と板戸で、家の中はすきま風は吹いて、部屋の中はせいぜいが掘りごたつと火鉢。そういえばよく火事が起きてた。

 しもやけは誰でもやりました。手の甲が真っ赤になってぷくーっと腫れる。暖めるととてもかゆくなる。そのうち膿が出てくる。そう言えば昔はドクダミを干したのをできものなどによく使いました。おできもよくできた。膿を出すのが痛いながら気持ちよかったりして。子どもの頃のことでよく思い出すのは、フトンに入って寝るとき、母親がからだの周囲に沿ってフトンを踏んでくれる。冷たい空気が抜けて暖かくなる。朝になると軒先にまがんこ(つらら)が下がっている。

 年末あたりからヒトシの学校は持久走の練習をしていた。その本番が昨日あった。1年生の男子全体で25、6人だが、校庭を1周して校舎のまわりを走る。1年生とはいえ、競走である。ずいぶんスピードが出ている。ヒトシは校庭1週までは5、6番目につけていたが、ゴール時点で結局は11番であった。それでも真ん中よりは前であるから十分な結果である。がんばった。トップになれなかった子が悔し涙を流しているではないか。いいね。

 もう少し大きくなるとマラソンなんてと、斜に構えてぶらぶら走るやつも出てくるだろうが、それは多分に劣等意識から来る。やはり一生懸命走るのは見ていても気持ちがいい。そういうまっすぐな構えを崩さないでほしいね。

 話がまた揺れる。11月に退院してから、12月にまたいろんな検査をやり、その後の異常がないという確認をしてから、今月から「術後補助化学療法」というのを始めた。いわゆる抗がん剤ですな。ひと月あたり10日入院を4クールという長丁場である。あんまり気が進まない治療だが、医者の勧めもあり、後で後悔するよりは、という思いで受けることにした。